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接触

男を虜にしてしまう小悪魔は、自分から触れてくるのに最後はなぜか駄目と言う

「小悪魔は、接近して男に触れながら、なぜか最後は駄目と言う」

駄目なら、なぜ近づいてくるのか。
駄目なら、なぜ触れてくるのか。

まったくもって、意味がわからない。

でも、意味が分からないからこそ、惹かれてしまうということがある。
むしろ、本音が丸見えだと冷めてしまう。

だから、人の心理は面白い。

よく男は、小悪魔についてこう言います。

「なんか、彼女はボディタッチが多いんだよね」
「なんか、彼女は顔を近づけてくるんですよね」

もしかして脈ありか。
俺のことが好きなんだな。

男は思います。

しかし、小悪魔にとっては寝耳に水。
深い意味なんて、これっぽっちもない場合があります。

勘違いした男は撃沈します。

ボディタッチは、その男だけでないかもしれない。
顔が近いのは、目が悪いからかもしれない。

人は、自分の都合の良いほうに解釈します。
自分が「そう思いたい」から「そう信じる」のです。

なぜ、小悪魔は男に近づけるのか。
また、触れることができるのか。

要するに、彼女は男を怖れていないのです。

過度に男を意識していないからこそ、自然に近づくことができるし触れることができる。
あるいは、勘違いする男を説得できるだけの自信と交渉術がある。

だから、最後の最後では「No」と言えるわけです。

もしかしたら「そんな女性は嫌だわ」って思う人もいるかもしれません。

ただ、ここで言いたいのは、正しいかどうかではありません。
なぜ、惹かれてしまうのか、ということです。

たとえば、こんな状況はどうでしょう。

「そんな女性は嫌だわ」

女性が一緒にいる男に言いました。
彼女は、男と一定の距離を置いています。

「でも、近づいてきて悪戯してくる子って可愛いもんだよ」

男は、楽しそうに言います。

「ふーん」

その女性は、精気のない目でテーブルを見て、壁を見る。
メニューに目をやって、ビールをぼんやり眺める。

一度も男の方を見ない。

男のほうから話しかけて笑わせようとしても、ずっと目はうつろのまま。
視線がまったく合わず、話が噛み合ない。

「どこかにいい男いないかなぁ」

女は溜め息をつく。

「失礼な奴だなぁ。もういいや。楽しくないし」

男は、そう心の中でつぶやいて、適当な嘘をついて1人で店を出た。

実は、女性は男に好意を抱いていた。

でも言い出せなかった。

「どこかにいい男いないかなぁ」って、言って気を引こうとするのが精一杯。
目を合わせないのは、自分に自信がなくて怖かっただけ。

そう、彼女は怖れていた。

でも、男は彼女が自分に好意をもっていたことも、怖れをもっていたことも気づかなかった。

彼女の本心を知ったところで、結果に変わりはないでしょう。
男は、小悪魔のほうに魅力を感じてしまうのです。

近づいてくる。
目をじっと見つめてくる。
悪戯っぽく笑う。
触れてくる。
それでいて、最後はなぜか駄目と言う。

もう一度言いますが、正しいかどうかではないんですね。

「相手がどう感じるか?」

それだけなんです。

コミュニケーションは、なにも会話だけではありません。
「惹きつける力」がない人ほど、自分の熱意や誠意を会話だけで伝えようとします。

人は、会話以外の部分で魅力を感じるものです。

近づいてくる。
目をじっと見つめてくる。
悪戯っぽく笑う。
触れてくる。
それでいて、最後はなぜか駄目と言う。

これも立派なコミュニケーション。

相手の目をちっとも見ない。
「どこかにいい男いないかなぁ」と深い溜め息をつく。

これもひとつのコミュニケーション。

ただ「相手はどちらに惹かれてしまうのか?」ということです。

ちなみに今回の記事のタイトルは「男を虜にしてしまう小悪魔は、自分から触れてくるのに最後はなぜか駄目と言う」です。

「触れてくるのに、駄目と言う」

行動と言動にギャップがありますよね。
ここがポイントです。

相手は、混乱してしまうんですよ。

その混乱が、魅力を感じるスイッチにもなったりします。

「お前は、ほんと憎たらしい奴だなぁ」って言いながら頭を撫でる。
「あなたって、ほんと悪い人ね」って言いながらニッコリ笑う。

ぜひ、これから行動と言動にわざとギャップをもたせてみてください。

あなたの魅力が、いまより数段アップするはずです。

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