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「やめてよ。本気にしちゃうじゃない」という言葉になぜ感情は揺れ動くのか

「やめてよ・・・。本気にしちゃうじゃない・・・」

悪戯っぽい笑みをこぼしながら言う女性。
誰にも見えないのをいいことに、男の袖のあたりをギュッと引っぱってみせる。

男は、突然の出来事に戸惑ってしまう。

その表情を見て、女性はまた笑う。
男は、去っていく女性の後ろ姿を眺める。

一瞬だった。

でも、男はそのあとずっとその女性のことが頭から離れられなくなるのだった。

何の映画だっただろう。

僕は、かなり前に観たはずなのに、このシーンを鮮明に覚えています。

「やめてよ・・・。本気にしちゃうじゃない・・・」

男だったら、こうでしょうか。

「やめろよ。本気になるだろ・・・」

でも、シリアスな感じで言うのではなく、ニヤリと不敵な笑みを浮かべながら言う。

このフレーズは、人を惹きつけますね。

「やめてよ」
「やめろよ」

相手を拒否、拒絶してます。
相手は、一瞬だけ怯みます。

「本気にしちゃうじゃない・・・」
「本気になるだろ・・・」

これも心憎いですよね。

だって、拒絶しておきながら、彼が彼女が「本気になる可能性」を残してますよね。
でも、それは「まだ本気には至っていない」というサインでもある。

しかも、最後に悪戯心丸出しで袖のあたりをギュッと引っぱったり、突いたりして去っていく。

あなたは、まるで意味がわからなくなります。

「本気にしちゃうじゃない・・・」
「本気になるだろ・・・」

と言うわりには、主導権が相手にあるかのような余裕をまざまざと見せつけられるからです。

「やめてよ」
「やめろよ」

その言葉の次にどんな要素を盛り込んでいくか。
それだけで、あなたが特別の人になるかどうかが決まります。

拒絶だけで終わってしまっている人は、たくさんいますからね。

嫌いな人だったらそれでも構いません。
好きな人だったら、それを真に受けてしまうこともありますからね。

矛盾する2つのメッセージを伝えましょう。

これを同時に相手に伝えることができる人は魅力的です。

意識的にやっている人もいれば、無意識的にできてしまっている人もいます。

相手は、ドキドキしてしまうんですよね。
混乱するし、興奮を覚えてしまいます。

そして、最後にどうなるのか。

冒頭のストーリーでもあるように「その人のことで頭がいっぱい」になるのです。

あなたの想う人と、もっと余裕をもって接してみましょう。
もっと遊び心を取り入れてみましょう。

相手が望むのなら、ドキドキさせることはあなたの仕事みたいなものです。

あなたが、もっと矛盾に満ちていて、ちょっと危険で、なんだか謎めいていて。

そんな人になってみる。

「この人は、他の人と違う・・・」

そう思われれば、彼は彼女はあなたをもう無視できなくなるのです。
こちらからお願いなどしなくても、相手があなたの虜になってしまうのです。

あの人が本当に欲しいものは何でしょうか。

相手の本当に望むものを与えることができる人になりましょう。

あなたのことを、もっともっと考えさせましょう。

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