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会話

生々しい話は相手を幻滅させる。匂わせて妄想させて微笑んで最後は煙に巻こう

あなたは、生々しい話をされて相手に幻滅してしまったことはありますか?

それがあなたの憧れる人だったり、好きな人だったりしたらどうでしょう。

自分は、見る目がなかったのかな。
突然、現実に戻されてしまったな。

なんだか、馬鹿にされたような感じ。
ほんとデリカシーがないな。

わたしのことを何とも思っていないのかな。

怒りと悲しみ。
いろんな感情が溢れ出してきてしまいますよね。

人が生々しい話をするのは、一体どんなときでしょう。

あなたをびっくりさせたい。
周囲の退屈な雰囲気を壊してみたい。

あなたの興味を引きたい。
あなたの同情を誘いたい。

あなたに認めてもらいたい。

理由は、たくさんありますよね。
そのどれかは、その人でない限りわかりません。

ただ、ひとつだけ言えることは、相手はあなたを不愉快にしてしまったということです。

その人は、あなたの夢と理想を壊してしまったわけですからね。

生々しい話をするには、コツがあるんですよ。

それは「自分の過去とリンクさせて相手に伝えない」ということです。

輪郭は話す。
でも核心は話さない。

匂わせる。
でもそれに留める。

要するに、相手を妄想させて興奮させても、最後はうやむやのままにしておくということです。

もしかしたら、その話はあなたの話かもしれないし、あなたの話ではないかもしれない。
でも、それも最後まで言わない。

相手は、気になってしょうがない。

「これ、あなたの過去の話?」と質問してくる。

そのとき、あなたはニッコリ笑えばいい。
そして「さぁね」と言ったり、「そんなわけないでしょ」と言えばいいのです。

どんなことでもサービス精神旺盛に答えれば良いというわけではありません。
具体的に語れば語る程、相手が傷ついてしまうことだってあるんですから。

先日も、ある女性が僕の相談室に訪れました。

その女性には、最近気になる男性がいました。
食事をしているとき、彼は急に打ち明け話をしてきました。

生々しい話。
彼が語る過去の派手な女性遍歴。

「馬鹿にしないで!」

彼女は、その場を去りました。

怒りが急に込み上げてきました。
その怒りは、相手への怒りでもあるし、自分への怒りでもある。

最後は、悲しくなって泣きながら家に帰りました。

もしかしたら、彼はその女性にもっと近づきたかったのかもしれません。

「俺は、モテるんだよね」

そう言いたかったかもしれない。
その女性に認めてほしかったがゆえに。

または、なんとも思っていなかったかもしれない。
もしかしたら、ついつい口が滑ってしまっただけなのかもしれません。

彼に「惹きつける力」あれば、生々しい話をわざわざ自分の過去とリンクさせて話さなかったはず。

生々しい話は、ほんのり輪郭だけ伝えて、あとは煙に巻く。
それぐらいのほうが良いのです。

ただ、ちっとも生々しさがない話ならば、それはそれで退屈な話になることもあります。

要は、バランスが大事です。
コントロールすることが必要なのです。

惹きつける人は、そのあたりがわかっているんですね。

そういえば、この「惹きつける力」には「色気」ということについての質問がかなり多く寄せられています。色気は、どこからやってくるのかということですよね。

まさに、今回お伝えしたようなことが大事ですよ。

匂わす。
想像させる。
輪郭だけ伝える。
あとは微笑んで煙に巻く。

だいたい自分の過去の生々しい話なんて、それが具体的であればある程、野暮な話になるもの。
むしろ色気とは、どんどんかけ離れていくものです。

隠されているから、人は気になるのです。
ぼんやりしているから、人はもっと知りたくなるのです。

だからこそ、いいじゃないですか。

夢は夢のままで。

相手の夢を最後まで壊さないようにしましょう。

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