お知らせ

More
Toggle

個性

囚われない人は輝いて見える

あなたは、ある人の誘いを断りました。

その人は、あなたのもとから離れて行きました。

ある日、あなたは偶然その人と会いました。

「あれっ、印象が違う」

なぜだかあなたの目には、その人が以前よりも輝いて見えました。
あなたは、断ったのを後悔しました。

日に日に、その人のことが気になり始めます。
今度は、自分の方から誘おうと思い、あなたはその人に言いました。

「以前のお誘い、いまなら大丈夫ですよ」

相手は、一瞬不思議そうな顔をしましたが、にっこり笑ってこう言いました。

「いや、そのことならもういいんだよ。ありがとうね」

今度は、あなたの誘いを断って、相手はあなたから離れていきました。

人は自分を追いかけてくる人に惹かれません。

以前は、相手が自分を求めていた。
自分は、相手やその誘いにYesということができた。
でも、相手はいま自分を求めていない。
そして、離れて行った。

先ほど、人は自分を追いかけてくる人に惹かれないと言いました。
逆に、自分から離れて行く人を、どうしても気になってしまうものなのです。

大嫌いだった人ならいざ知らず、自分が少しでも好意を持った人が去って行くのは辛いもの。

「自分に魅力がなくなったからなのかな?」

そう思っても仕方がないですよね。

あなたから離れて行った人。
なぜ、あなたには以前よりも魅力的に映ったのでしょう。

それは、その人が「あなたに囚われなくなった」からなんですね。

あなたに執着しなくなって、逆にその人の魅力が増す。
そう考えると、皮肉と言うか、人間ってほんと不思議なものですね。

でも、残念ながら、人は夢中になるとその逆をします。

限りなく求め、限りなく追いかけます。

だから、限りなく得られなくなるのです。
とくに、人の気持ちは求めたり縛ったりすればするほど離れていくもの。

「惹きつける人」は、相手に囚われていないのです。

人は、囚われなくなれば、不思議と輝いて見えます。
彼らは、自分のルールと自分の現実にに生きているからです。

人に囚われなくなる方法。

答えを言ってしまえば簡単です。

それは、あえて意地悪な言い方をすると、相手に幻滅してしまえばいいのです。
あなたは、いままでの熱は何だったのだろうと首を傾げるでしょう。

一気に囚われなくなります。

でも、幻滅してしまっては、元も子もないですよね。

そのあたりが、人間関係の難しいところ。

幻滅しないまでも、囚われなくなるためのステップはあります。
まず、その第一歩は「いったん距離をおく」ということです。

意識的に距離をおくことによって、いままで見えなかったものが視界に入るようになります。

そういえば、僕にも同じような経験が何度もありました。

好きだった人。説得したかったお客さん。
「いまだったら、手に入れることができるのになぁ」と思う瞬間がやってきます。

しきりに相手からサインが送られてきます。

でも、その瞬間は、決まって僕自身がもう欲しくないときなんです。

夢中になっている瞬間というのは、いわば普通の状態ではないんですね。
自分であって、自分ではない異常な状態です。

だからこそ、いったん距離をおいて、次の手を考えていきましょう。
その間に、少しずつあなたの魅力は増していきます。

時間が味方になってくれますよ。

Return Top